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愛宕山の伝説

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武田信玄にまつわる伝説

甲斐の国・山梨は、戦国武将 武田信玄が生誕し統治した歴史の地です。山梨県立愛宕山少年自然の家・こどもの国のある愛宕山も信玄にゆかりの深い場所として知られており、数々の伝説が遺されています。

 夢見山(信玄誕生)

甲斐八景の一つに数えられる。「夢の山おろす嵐の激しさにまばらに未揺る板垣の里」と古歌にも記されている。
武田信虎の時に今川義元の将、福島正成が甲州に侵入し登美高地から甲府盆地に攻め入った。いわゆる飯田ヶ原合戦をこの夢見山に登って敵状視察を行った信虎が、うとうとまどろみ、曽我五郎が夫人の胎内に入る夢を見、間もなく夫人は身ごもり男子を産んだ。
これが後の晴信、武田信玄であり、夢見山の名のおこりとされている。

 夢見石(蜘蛛女)

信玄が夢見山で寝ていると艶麗な三味線弾きの女人が現れた。袋から寄木を出し三味線を組み立てはじめ三味線を弾こうとしたとき、信玄が目を覚ますと蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにされていた。それ以来戦の前に信玄の枕に立ち、勝ち戦の時は紅い糸、負け戦の時には白い糸を出し勝敗を教えたという。
信玄が眠った石を夢見石といい、その後もその石を枕にし寝ると夢を見、その周辺には蜘蛛が多くいると言われている。

 雨降り石

大笠山の南斜面東寄り中腹、こどもの国キャンプ場敷地内に、「雨降り石」と呼ばれている石がある。
ふもとの町はブドウ畑と住宅街に変わっているが、昔は水田だった。そのため日照りが続くと雨乞いをしたそうである。この大石の上に「天目山」から借りてきた「雨乞い菖蒲」という珍しい草の葉をつり下げ、石の下から火をたきいぶしたそうだ。太鼓や鐘を鳴らし神に祈ったとされている。
また武田信玄公の財産を隠したところで、「朝日の輝く大石の下にあり」と言われているがその存否は定かではない。

その他の伝説

山梨は、弘法大師空海ともゆかりの深い土地です。真言宗を広めるため全国を行脚した際に甲斐の国にも訪れ、各地で数々の伝説を遺しました。

 弘法杉

弘法大師が旅の疲れを癒すため水を探してした。見つからないので、持っていた杖でお経を唱えながら地面を掘ったところ水が湧き出たという。現在では倒木になってしまい竹藪に囲まれているため見学が困難である。また、井戸も枯れてしまい見ることができない。

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